減塩指導
減塩による期待効果
自身の塩分摂取量をチェックシートで把握していただき、減塩についてのお話と同時に増カリウムによる血圧低下効果の期待についてもわかりやすく個別にお話します。
一般的に減塩することで血圧は4.18mmHg低下、降圧剤の内服では5~10mmHg血圧が低下すると言われています。日常の塩分摂取量が、いかに重要かがわかります。
減塩効果の対象者による違い
同じ減塩でも、正常血圧者より高血圧者の血圧低下は大きいことが分かっています。
減塩によるその他の効果
減塩することで体液の貯留が減り、むくみが解消されます。減塩に伴い尿量および排尿回数が減れば、夜間尿のある人では睡眠の質がよくなることが考えられます。
当クリニックでは診察後、減塩指導を勧められた患者さんには、経験を積んだ看護師が親切丁寧に塩分チェックシートを基に、わかりやすく減塩指導を行います。