おおはた内科循環器クリニック

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糖尿病療養指導

糖尿病療養指導士(CDE)

 当クリニックでは糖尿病療養指導士(有資格者)による指導を行っています。「糖尿病療養指導士」とは糖尿病とその療養指導全般に関する高度な専門知識を持って、糖尿病患者さんの生活を理解し、適切な自己管理や療養を指導する医療スタッフのことを言います。

CDEとは〝Certified Diabetes Educator〟の訳で、直訳すると〝認定糖尿病教育者〟といった意味になります。

苫小牧糖尿病コーディネーター認定

 当クリニック看護師7名全員、苫小牧糖尿病コーディネーター認定講座の全課程を修了しています。

 糖尿病患者を支援するプロフェッショナルとして、地域と連携しながら患者さん一人一人と向き合い一緒に治療の手助けとなれますように、これからも努力してまいりますのでよろしくお願いします。

糖尿病は生活習慣病の一つです

食生活や生活習慣の乱れ、運動不足などが病状の悪化につながります。
そのために ・食事療法
      ・運動療法
      ・薬物療法があります。
糖尿病治療の最終目標は、
「糖尿病ではない人と変わらない生活を送り、
   自分の持って生まれてきた寿命を全うすること」です。
薬物治療が必要な場合もありますが、まずはご自分の生活に目を向けていただきます。

糖尿病療養指導の必要性

 まずは生活習慣、食生活、運動習慣の有無などお話を伺い、ご自分の生活を振り返っていただきます。その中で病状を悪化させそうなことを一緒に見つけます。どうしてその習慣が良くないのか、どう改善すればいい方向に向けられるのか、答えを一緒に探します。そしてどのように生活を変えていくのかを一緒に考えます。
  食事療法といえば、甘いものを食べてはダメとか厳しい食事制限などを想像する方が多いと思いますが、そんなことはありません。食べ方、食べる量、食べるタイミングを工夫するだけでいい方向に向かうこともあります。
 運動療法といえば、多くの時間を割きたくさんの運動をしなければならないと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。生活の中に効果的な運動を組み込むことはできます。
 また薬物療法となり、インスリン自己注射をすることになれば、丁寧にご指導します。
 当クリニックでは経験豊富な看護師が親切、丁寧に患者さんが納得するまで一緒に取り組んでいきます。「糖尿病です」といわれて不安や疑問がたくさんでてくるでしょう。いろいろな不安や疑問を解消するためのお手伝いをさせていただきます。気になることがあればいつでもお話ししてください。その場ですぐ答えが出せなくても、必ず調べたり勉強してお答えします。

糖尿病をよくしていくために一緒に頑張りましょう。

フリースタイルリブレの導入

インスリン治療をしている患者さんにとって、血糖コントロールをサポートするために自己血糖測定は重要です。しかし、1日1~3回指先に針を刺すのは苦痛だと思われる方も多いと思います。当クリニックでは、フリースタイルリブレを導入しています。
針を刺さずに血糖測定!
フリースタイルリブレは

  • コイン型のセンサーを上腕につけっぱなしにして、リーダーと呼ばれる液晶付きの本体をかざすだけで血糖が測れる器械です。
  • 付けている間センサー内部で自動的に15分おきに血糖を測定するので、今まで点と点で見るしかなかった血糖を線にして見ることができます。
  • 夜寝ている間の血糖の推移を見ることができるので朝方の無自覚低血糖を発見できます。また、食事の内容によって血糖の上昇がどのようになっているのかを確認することもできます。

日内変動



週別サマリー

*2週間連続測定可能
*運動や入浴などの制限なし
*いつでも、何度でも、服の上からでも測定可能

注)フリースタイルリブレは間質液中の血糖を測定しているため、実際の血糖値とは5~10分のタイムラグがあるといわれています。
   興味のある方は、ぜひ院長にご相談ください。